こうして今,全員が事故なくケガなく登校でき,この始業式で元気な顔を見せてくれることが,たいへんうれしいです。
この冬休みの間に,いろいろなスポーツの大会がありました。サッカーの試合や駅伝の大会がテレビで中継されていました。
校長先生は、これらの番組でいろんな感動をもらいました。「一年間を通して,努力すること。」,「何かに向かって,めあてや目標をもち練習すること。」が選手の頑張りや,成果を出した瞬間の場面から想像することができました。
平成22年,新しい暦,年になったのですから,皆さんにも新しい気持ちを持ってもらいたいと思います。
ある人は,スポーツ選手の活躍を見て,感動し、「こんな人になりたりたい。」と,憧れるかもしれません。また,ある人は,本を読んで,「こんな生き方をしてみたい。」と,憧れるかもしれません。他に,クラスの先生やいろいろ応援してくださる地域の人の姿を見て,憧れてください。
さらに,もうひとつ。
日本人は1年間に10kgの洋服を買って,9kgの洋服を捨てるそうです。 世界には食べることや着ることが十分にできない人がいます。でも、日本人は購入した服の9割を捨てています。「もったいない。」と思いました。
みなさんも、買ってもらったノートや消しゴム,えんぴつを無駄にしていませんか。
必要なものだけを買って,大事にしてますか。
大人の人は9割の服を捨てている。「もったいない。」と思います。
今,エコの時代に入っています。時間やものを大事にして,有効に使ってほしいと思います。「もったいない」,と言われないようにしてほしいですね。
2つのお話をしました。「あこがれてください」そして,「もったいない」をなくしてください。
それぞれの学期のまとめの学期です。大事な三学期にしてほしいと思います。
平成22年1月7日
栗原小学校長 石畑 晴章